成長痛ってどうすれば解消できるのでしょうか?

2019年11月9日

成長痛ってやっかいですね。
運動したいけどすると痛んでしまう…。

お子さんにとってはとてもストレスのかかることです。
それを見守る親御さんにとっても…

いろんなところへ行ってもなかなか解決しないし、そんな話御よく聞きます。
本当に厄介ですよね。

そんな厄介な成長痛ですが、実は大丈夫なんです。
あることをしていくだけで解消することも多いのです。

当整体院で取り組んでる方法を理論だけですがご紹介いたします。
少しでも参考になると幸いです。

ところで成長痛って何なんでしょうか?
これを理解すると当院の考え方が分かりやすいので、簡単に書いてみますね。

成長痛って何?

医学的には骨端軟骨障害のことを成長痛と言います。
医学的に書くと難しいですよね。

骨の成長する部分(骨端軟骨)に無理がかかてしまい、そこで炎症が起きて痛むんですね。

スポーツや激しい動きに骨端軟骨がついていけなくなってくると、痛みが起きるのです。

でもなんでそこに負担がかかるのでしょうか?

良く言われるのが
骨の成長に筋肉の伸びがついていかないから
ということ。

私もそれは原因の一つだと思ってます。

ただそれだけではないんですね。
それだと大丈夫な子もいれば痛くて大変な子もいる理由が説明できないからです。

本当のところはどうなっているんでしょうか?

本当ところは

本当のところは私の場合はこう思ってます。

筋力のアンバランス

使い方には個人差がありますよね?
だからその人のクセで負担のかかる所とかからないところが出来てしまう。

負担のかかる所に無理がかかり過ぎた結果、その筋肉の付け根に無理がかかります。

この時期は筋肉や腱よりも成長する軟骨の方が弱いので、その部分に最も無理がかかり痛くなってしまうんですね。

これが成長痛の根本ではないかと思っております。

というのも筋力のバランスを整えていくことで、解消していく例がとても多いからですね。
それぐらい筋力のアンバランスは軟骨に大きな影響を与えるんですね。

実際にはこの辺を見ています

私が実際に見る時は、痛い場所だけでなく筋力のバランスを見ます。

とくに歩き方に特徴がある場合は、筋力バランスが崩れているのです。

  • 腰の反り具合
  • 骨盤の向き
  • 股関節の向き
  • 膝の向き
  • つま先の向き

これらは理由があってその向きになってるんですね。
これらが良くなる方向へ筋力のバランスをとっていくんです。

筋力バランスってあまり聞かないけど…

筋力バランスとはあまり聞かないと思います。
これってどういうことなのか簡単に説明してみますね。

簡単に言うと曲げる筋肉と伸ばす筋肉のバランスがあり、
どちらかが極端に強いとその方向へ関節が引っ張られてしまう。

その結果関節にずれる力が働き、そこに炎症が出てくる。
これが成長痛にも作用しているのです。

成長痛の場合、弱ってる筋肉を働きやすくする必要があるんですね。

実際にはいろんな筋肉が連動して働いてます。その連動を見ながら弱ってる筋肉を働きやすくしていくんです。

注意は痛みを出している筋肉ではないという事です。痛みを出してる筋肉はがんばり過ぎてるだけです。弱ってる筋肉があるから頑張ってしまうんです。

その結果炎症が出てしまい、成長痛になるんですね。

まとめ

成長痛を解消させるには、筋力バランスを整える必要があるのです。
そして痛みを出している筋肉ではなく、弱ってる筋肉を働かせること。

単純なストレッチや補強運動だけでは解消するのが難しいのは、このためなんですね。

全身の筋力のバランスの問題なんです。

でも逆にそこが解消できれば痛みは早期に解消することも多いです。
負担がかからなくなるからです。

だから筋力バランスを整えること。
とっても大事なことなんですね。

更に詳しく知りたい方は「スポーツ障害」のページをご覧ください。

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