ギックリ腰になったということは…
2019年04月22日
「ギックリ腰になっってしまった…」
とういことは、こんなことを考える必要があるのです。
それは「身体が限界に近づいてますよ」ということ。
だから普段だったらならないことが起きるのです。
なので改善するのはもちろんのこと、なんでこうなったのかも振り返る必要がある。
それが必要だったからぎっくり腰になったのです。
そんなギックリ腰について書いてみますね。
ギックリ腰とは
ギックリ腰とは急に起こる腰痛のことで、非常に強い痛みを伴うことが多いです。
この症状は
- ちょっとの動作で腰に痛みが走る
- 鋭く激しい痛みが出る
- いろんな動作が大変になる
といったものが多く、ひどくなると仕事や家事だけでなく、顔を洗ったり服の着替えにも影響するほど日常生活に支障をきたします。
ギックリ腰の原因とは
この病名の由来は
- 前にかがもうとした瞬間
- 荷物を持ち上げようとした時
- くしゃみをしたとき
など何かの動作でギクッと痛みが走るので、ギックリ腰と言われております。
それではギックリ腰の原因は、それらの痛みを出した動作が原因なのでしょうか?
…、実はそうではないです。
これらの動作が悪いのであれば、いつもその動作で痛みが出るはずですね。でも今までは、痛くないことのほうが多かったはず。
つまり、こういう事なんです。
痛みを出した動作がスムーズに出来ないぐらい、身体が疲労してこわばっていたのです。スムーズに動けなかったので、腰に無理がかかってしまったんですね。
だから疲労の蓄積と身体のこわばりが、ギックリ腰の本当の原因なのです!
ギックリ腰を早く改善させるには
ギックリ腰を早く改善させるには、どうすれば良いのでしょうか?
当然、痛みが強い時は安静が必要です。そして身体の疲労やこわばりを、速やかに改善させることが必要なんです。
極端に言えば、こうなります。
しっかり寝ること!
そうすれば安静に出来るのと、疲労が回復しやすいので、早く改善します。
そして身体が疲労していなければ、ギックリ腰になることはありません。
でも私、そんなに疲れてなかったのですが…
ギックリ腰になる人の多くは、
「そんなに疲れてないんですけど…」
と訴えます。
実はそれだからギックリ腰になったのですね。
この場合の理由はこうなんです。
身体は疲労しているけれど、脳がそれを自覚できないぐらい身体の感覚が鈍ってた。
これは身体の感覚がおかしくなるくらい、疲労しているたのです。
そして、この状態だからギックリ腰なったのです。
ですがギックリ腰すら出ないと、危なかったかもしれません。
どんどん疲労が蓄積すると、どんどん身体が鈍くなる。しまいは、ギックリ腰以上の大きな病気になってしまう場合もあるのですから。
ギックリ腰ならまだまし?
もう少し詳しくお話いたしますね。
疲労の蓄積は、身体に大量の活性酸素を発生させます。この活性酸素は身体のいろんな組織を傷つけるんですね。
筋肉であればギックリ腰や寝違いで済みます。
ですが、内臓が傷つくとどうでしょう?
内臓が傷むと、これまで同様には働けなくなっていくのです。なので、痛んだ内臓の病気になりやすくなりますね。
そして腫瘍や癌、難病といわれる自己免疫疾患までもが、活性酸素の影響を受けるんですね。
そのような兼結果も数多く発表されているんです。
これらのすべての問題は、身体を休めないことによるんです。
それは交感神経の過緊張を来たします。
この交感神経の過緊張が、たくさんの活性酸素の発生をさせるのです。
だからギックリ腰ぐらいなら、痛みは強いですが、大病になるよりまだましなのです。
ギックリ腰になったらこう考えましょう
ギックリ腰になったのは、
「ちょっと生活習慣を見直そうね」
という機会を与えられたということなんです。
しっかり自分の身体と向き合っていきましょう!
- 運動
- 食事
- 睡眠
- 姿勢
- 考え方
改善できるところは、たくさんあると思います。ただ注意があります。いっぺんに変えようとしてもそれは難しいのです。少しずつ変えるのが結局は一番効率がいいのです。
そうすれば痛みも早く回復するし、それ以降の生活も快適になっていきますよ。