起立性調節障害~子供にとっての安心の居場所とは?~
2019年06月18日
「子供が朝起きれない」
「学校にいけない」
「午後には楽になるのだが…」
典型的な起立性調節障害の特徴ですね。
この症状、普通の病気とは違って親のサポートもすごく大事なんですね。これがあるかないかで、改善の仕方が全然異なってくるのです。
親のできるサポートって何でしょうか?
それは「子供が安心できる居場所」を作ることなんですね。
そこにいれば子供の心が癒されていく。そして前に向けるようになっていく。
そんな居場所が必要なんですね。
これが親のできるサポートです。とても大事な所なんです。
でもこの安心の居場所。どうすればちゃんと作れるのでしょうか?
安心の居場所とは
作るには大前提があるんですね。それは「安心の居場所とは子供にとって安心である場所のこと」なんです。
親が「頑張って与えている」とか「必死にとりくんでる」とかは関係ないのです。
頑張ってなくてもよく、必死でなくてもいいんですね。
ただ子供にとって安心であればいい。
それだけが必要なんですね。
この努力の方向が、残念ながら違っている人もおられるのです。
努力の方向が違う
よく
「子供のためにこんなに必死に頑張っているんです!でも…」
という方に会います。
でもこれ、実は子供のためになってないことも多いのです。親の不安の裏返しで、その不安を無くそうとして子供の為にと頑張っている。でも実は自分の不安を解消するためだった…。
そんなこともよくあるのです。
これを書いている私自身もそうでしたから。
でもその時は気づけないんですね。
「なんで結果が出ないんだろう、子供が良くなっていかないんだろう」
いつもそんなことを思っていました。
そこに目を向けるようになってみて初めて気づいたんですね。
「これって本当に子供のためになっているのかなあ」
目的が全然違っていました。子供の為とはいいながらも、実は自分の不安を隠す為だったんですね。
だから判断の基準が大事なんです。
子供の為になったかどうかの判断は誰がする?
その判断って誰がすると思いますか?
当然子供ですよね。
だって子供が癒されるには、子供にとって良い環境が必要だからなんです。それは子供にしか解らないから。
間違っても親ではありません。
この辺が間違えやすい所なんです。
「子供のためにやったから子供の為になっただろう」
どうしても親はそう思いがちなんですね。
実際は違うのです。
それではないものが必要だったりするんですね。
子供に向き合うこと!
そうならないためにも子供と向き会うことが必要なんですね。
- 子供は何を求めているのか
- 何に不満を感じているのか
表面的なことではありません。心の奥で子供が求めているものです。
それが安心であったり、受け入れてもらえるであったり、認めてもらえるであったり、信じてもらえる、であるのです。
こういった感覚、親自身がもらっても嬉しいですよね。子供自身もそうなんですよ!
それが得られることで子供の心が癒されていくのです。
逆に改善しないのでしたら、それが足りていない、そんなことが多いのです。
子供を見ながら考えていけば、きっと答えが見つかりますよ。
そこに気づくには
それに気づけるには親としては何が必要なんでしょうか?
動くことに必死でいっぱいいっぱいでは無理ですよね。
それでは子供の心を感じる余裕がありませんから。
今頑張っていることをいったん置いといて、子供をありのまま見てあげる。
これが必要ではないんでしょうか?
「子供が弱音を吐く…」」
いいじゃないですか。しっかり受け止めてあげればいいだけですよ。
そして弱音を吐くぐらいツラく苦しいんです。その苦しさを
「ツラいんだね、悩んでいるんだね、そこまで苦しんでいたんだね」
と、認めねぎらってあげる。
まずはそこからなんですね。
「今はそれでいいよ、そのままで大丈夫、ゆっくりやっていけばいいだけだから」
まずはこの一言から始まるんですね。
大丈夫です、ちゃんと出来ますよ!