不安は身体がこわばります!
2020年04月30日
だんだんと温かくはなってきましたね。
そして温かくなってくると増えるのが、寝違えやギックリ腰…。
当整体院でも増えてます。
これには理由があるんですね。
それは季節の変わり目に身体がついていけないから。
だから身体が疲れやすく筋肉もこわばりやすいんで起きてしまうのです。
また疲れやすいから春先は眠くなりやすい、という事も起きるんですね。
少しでも寝て身体を回復させるために。
…、でも今年は何か違う。
どうもそれだけが原因ではなさそうなんですね。
<今年は何が違うのか?>
今年は何が違うのか?
みなさんパッと思いつくのがコレでしょう。
それはコロナウィルスの影響です。
実際に感染したとか、しないとかは関係ないんです。
そうではなく、みんなが自然とコロナウィルスに対して持ってしまっている感情、
つまりコロナウィルスによる不安の影響が大きいんですね。
<不安が大きいと身体がこわばる>
不安が大きいと身体はこわばります。
というのはこんな理由があるからなんですね。
- 不安による交感神経の緊張
- 不安による抗ストレスホルモンの分泌
この2つにより、身体はこわばってしまうんです。
1.不安による交感神経の影響
不安だと交感神経が働きます。
それは不安と戦ったり回避しようとしたりする自然の反応です。
一時的なら問題ありません。
でもこれだけ長くなっていると影響が出てくるんですね。
心も身体も休まらない、という影響…
だから身体も心もこわばってしまうんですね。
2.不安による抗ストレスホルモンの影響
そして身体だけではなく心までもこわばってしまう理由には、他にもあるんです。
それは抗ストレスホルモンの影響なんですね。
抗ストレスホルモンはいろんな影響を体に与えます。
- 交感神経が高まる。
- 血糖値が上がる
- 血圧が上がる
- 内蔵の機能が落ちる
- 神経も過敏になる
- 血管が縮む
この状態が続くと血行も悪くなり筋肉や関節・内蔵までもこわばっていくんですね。
これが身体に大きく影響を出すんです。
<不安によるこわばりを緩めるには呼吸から!>
不安による身体のこわばりを緩めるには、まずは呼吸から始めましょう。
呼吸は交感神経でも抗ストレスホルモンでも浅くなるのです。この浅さが身体のこわばりを強くします。気持ちのゆとりも小さくなってしまいます。
だから身体もココロも緩めるには呼吸を深くすること!
そこから始めるのがいいと思います。
呼吸での緩め方
呼吸で緩める方法は簡単です。
「鼻から吸って口から吐く」が基本です。
鼻から吸ったときにお腹をへこまします。このとき脳に酸素が十分いきわたるようにイメージして行います。
口から吐くときには、おなかを一気に膨らませるようにしますます。
このとき手先・足先から身体に溜まってた空気を吐き出すイメージで行います。
回数の目安は5~10回です。
空手で言う息吹のですね。
(知ってる人しか解らないですね)
ムリなく出来る範囲でやってみましょう!
まとめ
不安による身体への影響はとても大きいのです。
特に今みたいに社会全体に不安が広がっていると、自分一人では解決しづらいかもしれません。
だから自分でやる体操で解消が難しいようであれば、施術を受けた方が早いです。
お気軽に当整体院までご連絡くださいね。