与える愛情と受け容れる愛情
2019年10月14日
不登校への解決には愛情が必要!
「言われないでもわかってます!」
そんな声が聞こえそうですね。
お子さんを解決するために必死に頑張っているのも、お子さんへの愛情ゆえだと思います。
でもこんなこと、考えたことあります?
与える愛情ではなく受け容れる愛情
与える愛情は、ほとんどの方が普通におこなってることでしょう。
自分が与えたい様に与えてもいいのですから。
でも受け容れる愛情ってどうでしょう?
受け容れる愛情って?
受け容れる愛情って何でしょう?
それは
お子さんの事を良いも悪いもなくありのまま受け容れる愛情
の事です。
だからちょっと難しい…
良い所は普通に受け容れられます。
でも悪い所(悪く見えるところ)は受け容れられない…
それが普通だと思います。
でもこれだとお子さんは苦しいのです。
今の自分だと受け容れてもらえないから
だからいつまでも心が癒されないんですね。
解決するにはお子さんの心が癒されること!
これがとっても大切なんですね。
まずはやってみる
まずはやってみましょう。やってみないとどこが出来ないかもわかりませんから。
「出来た出来ない」や「いい悪い」も関係なく、
お子さんをありのまま受け容れる
最初から出来ることはありません。こんなことやったことないですからね。
そして完璧に出来なくても良いのです。
受け容れようとしていけば良いだけですから。
それが出来てくることで、お子さんに心が癒されていきます。
そして心休まる場所が出来るのです。
自分の意見や価値観と合わないこともあるでしょう。でもそれはいいんじゃないですか?
与える愛情と受け容れる愛情の違い
与える愛情ばかりだと、こちらの意見を押し通してしまいます。
こうしたほうがいいよ、と伝えるのもそうなんですね。
たとえそれが愛情からであっても、今のお子さんを否定することになるんですね。
あなたは正しいかもしれません。でもそれが欲しいわけではないですよね?
欲しいのはお子さんが良くなってくれることのはず!
お子さんを今のままでもまるごと受け容れてあげてください。
そんな風に思ってるんだね。
そう思ってるお子さんを認めて受け入れてあげるんです。
もしかしたらお子さんに責められるかもしれません。
親としてはとっても苦しい事ですよね。
でもそんな風に苦しんでいたお子さんを、受け容れてあげてくださいね。
ゴメンね、そんなに苦しかったんだね。
受け容れれば受け容れるほど、お子さんの気持ちは癒されていきます。
言い訳が出てきてもかまいません。
そんな自分自身の気持ちも受け容れてあげてくださいね。
受け容れるのはお子さんだけではありません!
受け容れるのはお子さんだけではありません。
自分自身も受け容れてあげましょう。
というよりもまずは自分自身から、です。
自分自身を受け容れられないと、お子さんを受け容れるのは苦しくなるから。
心理学ではよくこういわれるんですね。
自己受容=他者受容
自分を受け容れた分だけ、相手を受け容れられるんですね。
だから自分のことをドンドン受け入れてあげましょう。
それがお子さんの為にもなります。
何よりあなたが楽になる。それが一番大事です。
お母さんが楽になると、お子さんも自分でいられます。
だからお子さんも楽になり、不登校が解決されるんですね。
だから自分自身も受け容れましょうね。
解決には受け容れる愛情が必要なんですね。
結局、不登校が解決するには受け容れる(温かく見守る)愛情が必要なんです。
そのためには自分自身を受け容れること。
それがあるからお子さんを受け容れることが出来るんですね。
方法論ならいっぱいあります。
お子さんへの声のかけ方とか、お子さんから距離を置くとか。子供に責任をとらせるとか
ホントにたくさんありますよね?
でもその土台の受け容れるが出来ないと、どんな方法も上手くいかないんですね。
逆に土台が出来てきたなら、方法は何でも構わなくなるんです。
だから土台の受け容れる愛情。
何より先に取り組んでほしいです。
完璧でなくても良い。
まずは1%からでもいいから、取り組んでみましょう。
大丈夫、少しずつやっていけば良いだけですからね。