自律神経の乱れを改善させるにはpart2
2019年05月23日
今回は自律神経の乱れを改善するにはのpart2です。前回は呼吸と血液循環について書いてみました。
今回はその続き、食生活の改善からになります。
3.食生活
栄養は身体を改善させるのにとても重要なのです。
その基本となるのが、
- 食べるものを選ぶ
- 食べ方
なのです。
<食べるものを選ぶ>
自律神経にいいと言われるものも多くあります。その基本は健康になること。いろんなものがありますが、自分に合ったもでないと効果は望めません。それは人それぞれなんですね。
まずは身体が健康になることを考えて、食事を見直すことが大事なんですね。
そして何を食べるかだけでなく、何を食べないかもとても大事なんですね。
一般的に言われているのは「マゴワヤサシイ」です。
- マ=豆類
- ゴ=ゴマ
- ワ=わかめ
- ヤ=野菜
- サ=魚
- シ=椎茸
- イ=イモ類
です。出来るだけ、残留農薬の少ないもの、又は添加物の少ないものが良いです。
また、調味料(塩・味噌・醤油)を天然のものに変えるのも有効です。
天然の物にはたくさんのミネラルが含まれ、人間の体の機能が正常に働くにはたくさんの種類のミネラル(量は少なくていい)が必要だからです。
食事でのコントロールが難しい場合は、サプリメントを使うのも有効な方法です。
<食べ方>
食べ方も重要です。
一般的に言われるように、よく噛んで食べることが大事なんですね。
よく噛むと消化しやすくなり、胃腸に負担がかからなくなります。
負担が少なければ体力的な余裕が生まれ、身体が楽をできます。
身体が楽できれば身体はどんどん回復していくことでしょう。
4.睡眠
身体が回復するには睡眠が重要です。
身体は休めると、回復するために体力を使います。
行動しているときは、動く方に体力を使います。
なのでより良く改善するには、ある程度は睡眠をとって身体を休めた方がいいのです。
ただし自律神経が乱れている場合は、睡眠がとりづらくなっています。交感神経が働くからです。
この場合、睡眠はとれる範囲でいいのです。時間も取れる時間でいいのです。
身体の状態がよくなってくると自然に眠れるようになります。
ちなみに休養(リラックス)とは、体を休める事だけではありません。
例えば、趣味に打ち込んだり、旅行に行ったり、スポーツをしたり、など
自分が楽しめることを行う
のも有効な方法になるんですね。
5.考え方
いろんな考え方がありますが、まずは自分の身体の状態を認めてあげることが大事なんですね。
認めて身体を理解してあげてください。
そして、今まで頑張ってきたことを褒めてあげてください。
それだけで身体は緩んでいきます。
自律神経失調症に悩む人にはこんな傾向があります。それは自分の身体の状態を
「だらしない、なさけない、イヤだ」
と否定してるんですね。
でも考えてみてください。身体も好このんででそうなったわけではありません。あなたの気持ちに応えようと頑張ったんですね。
でも頑張りすぎて限界に来てしまったんです。
頑張る気持ちについていけなくなっただけなんです。
だからそんな身体の事を理解してあげて
「一緒に良くなっていこう」
となればいいだけなんです。身体はきっと応えてくれますよ。
あくまでも「心も身体も一緒に」です。
くれぐれも身体の事を置いてけぼりにはしないでくださいね。
6.補助的な体操
身体の状態が悪いと効果は出にくいですが、良くなるにしたがって効果が出やすくなってきます。
いろんな体操がありますが、ココでは
「爪もみ体操」
について説明します。
これは爪のキワをマッサージする方法です。
- 指1本につき10秒マッサージします。
- 手足の指、合計20本行い、痛い指はも一度10秒マッサージを行います。
すぐには効果は出ませんが、1ヶ月ぐらいつづけると変化を感じることが多いです。
- 1~3指・5指は交感神経を緩める
- 薬指だけ副交感神経を緩める
のような働きがあります。薬指だけはやらないように指導する本もあります。
基本はやってみて心地よく感じれば問題ありません。
どうしても気になる方は薬指は外してもいいでしょう。
最後に
自律神経の状態を変えるには
「体質改善が必要」
です。
体質改善にはある程度の時間がかかります。
細胞の入れ替わりが必要だからです。
しっかり取り組めば、身体は良い方向へ必ず変わっていきます。
気長に取り組むことが良い結果を生むのです。
そのためには続けられる範囲から始めること。
いきなり頑張り過ぎてはダメなんです。
これだと長続きしないことがほとんどなんですね。
ちょっと物足りないくらいから始めていきましょう。
続けることが出来れば身体は変わっていきますよ!