歪みを整えても戻ってしまうのは
2019年09月2日
骨盤の歪みを整えても楽にならない…
その理由は簡単なんです。それは
必要な筋肉が働かないから!
本当にこの一言に尽きるんですね。
特に腰や肩・膝などの痛みは、この影響がとても強いんですよ。
変形があったとしても
例え変形があったとしても、必要な筋肉が働けば関節にかかる負担は少なくなります。
そうなれば痛みは普通に改善していくんですね。
膝であれば多少の変形があっても、普通に正座できるようにもなる方も多いです。
腰の変形や脊柱管狭窄症、ヘルニアも同じです。
必要な筋肉が働かないから、腰の骨に無理がかかり痛みが出るのです。それが続くと筋肉じゃなくて骨で支えるようになる。その結果、腰の骨が変形したり脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアになったりもするんですね。
いくら注射を打っても筋肉の働きが戻らなければ、また無理がかかるんです。その結果、痛が再発してしまう…。
全ては筋肉で腰を安定させられないから。
だから必要な筋力を働かせることはとても大事なんですね。
何で筋肉が働かなくなるのか
なんで必要な筋肉が働かなくなるのでしょうか。
それは人間の身体には、替わりをする機能があるからです。
一部の筋肉が働かなくても代わりをする筋肉があるので、そのままでも普通に動けてしまうんですね。
でもそれは正常ではない。
だから、だんだん無理が積み重なり傷んでしまうのです。
筋肉が働かなくなる原因はこちら。
- 普段の使い方の影響
- ストレス
それぞれ解説していきますね。
普段の使い方の影響
普段の身体を使うときは無意識で使っているのです。この時に姿勢や使い方の癖により、使いやすい筋肉を優先して使っているのです。
だから人によって姿勢や歩き方が異なるんですね。
クセのある使い方では当然、使いやすい筋肉しか働きません。その状態が続けば筋肉のアンバランスが起こります。それが関節をずらすような力として働いてしまうんですね。
その結果、関節を痛めてしまうのです。
ストレスの影響
ストレスがかかると一気に力が入らなくなってしまうのです。
それは脳からの信号の影響です。
すると筋肉ではなく関節で支えるしかなってしまう。
その結果、関節に無理がかかります。
最初は靭帯への負担による痛みから、だんだん椎間板や半月板に無理がかかるようになります。そのうち骨へも負担がかかるようになり、関節が変形するようになってしまうんですね。
一般的な腹筋・背筋、体幹トレーニングでは改善は難しい
一般的なトレーニング方法では、いろんな筋肉が同時に働くんですね。
でもそれでは無理なんです。
普段から使いやすい筋肉が優先的に働き、本当に欲しい筋肉は働きません。
歩く運動も同じです。
自分の使いやすい筋肉だけ使うので、本当に必要な筋肉が戻ってきにくいのです。
そのような運動ではなかなか効果が出ないばかりか、かえって痛めてしまう事もあるんですね。
必要なのはピンポイントでのトレーニングなんです。
例えば膝の場合、本当に必要なのはももの筋肉ではないのです。
そこを働かせるだけで痛みがその場で変わりますから。
ピンポイントで鍛えれば痛みが改善するだけでなく、スポーツでのパフォーマンスも上がるのです。
実際にその日に球速が10km上がる人も多いですから。(アマチュアレベルですが)
ストレスの改善も
ストレスの改善も重要ですね。
軽い人なら運動や好きなことをするだけでも変化します。
でもストレスがひどい人は考え方をみる必要があるのですね。
自分がどんなことで悩んでいるのか?
そのの悩みに気づき、「自分はそこで悩んでいるんだな」と受け容れる。
そうするだけで、一気に力が入るようになりますよ。
そうすれば歪みも戻りにくくなってしまうのです。
まとめ
歪みが戻りやすいのは、
- 必要な筋肉が働かない
- ストレスの影響
になるのです。
この2つを改善させるだけで、歪みは戻りにくくなり症状も改善しやすくなるのです。
それだけでなくスポーツのパフォーマンスも確実に上がります。
たとえ変形が当ても、狭窄症や椎間板ヘルニアと言われても、大丈夫なんですね。必要な筋肉を働かせれば、関節は安定し痛みは和らいでいくのです。
一人で悩まずお気軽にご相談くださいね。