梅雨時期は腰が痛くなりやすい…
2020年07月25日
梅雨の時期に入ってから腰の痛みに悩まされる方が増えています。
これはやっぱり梅雨のせい?湿気?
身体への影響を考えると正にその通りなんですね。
でも何で梅雨の時期や湿気が腰痛に影響を与えてしまうんでしょうか?
【梅雨の湿気が腰痛に与える影響】
梅雨の時期の特徴はこの2つですよね
- 低気圧
- 湿気
これらが腰に影響を与えるのです。
そこにはこんな理由があるんですね。
《1.低気圧の影響》
低気圧が身体に与える影響としてこのようなことが起きています。
- 身体が膨張する
- 副交感神経が働きやすくなる
それぞれ解説してみます。
<身体の膨張>
身体が膨張すると筋肉や関節がゆるみます。
一見身体にはいいように思えますが、動くときには不都合が起きるんですね。
それは身体の力が上手く使えなくなるんです。
これだと動くときには具合が悪く自分本来の能力が発揮できません。
同じことをやっても負担がかかるし疲れやすくなる…
だから痛めやすくなるんですね。
<副交感神経が働きやすくなる>
副交感神経が働きやすくなると回復力が高まります。
それ自体は良い事ですよね。
でもこれは身体を休めている時なんです。
活動している時は交感神経が働かないと十分に動けないんです。
いつも身体が重くてダルイ…
そんな状態になってしまうんですね。
これでは疲れやすくなっても当然でなんですね。
《2.湿気の影響》
湿気が多いと身体がベタベタしてきますよね?
これは空気中の水分が多いからそうなるのです。
そして水分が多くなるとその水分は身体にも入ってきます。
これは理科で習った浸透圧の影響なんですね。
乾いたタオルの端を水に浸すとこうなると思います。浸した場所だけでなくもう少し上の方まで水を吸ってきますよね。
これは浸透圧の影響です。
外が乾燥していれば肌も乾燥するし、梅雨時期で湿気が多かったら肌がベタベタする。
これも浸透圧です。
身体に水分が入ってくると身体は重くなります。
そして水分の量が増えると水分に関係する身体の機能に負担がかかってきます。
水分に関係する機能で一番大きいのは循環器という機能です。
心臓や腎臓なんですね。
心臓の負担は動悸や息苦しさにつながることが多いです。背中や肩の疲れやコリにつながりやすいですね。
腎臓の負担は重心の崩れと腰の筋肉に影響します。腰痛や坐骨神経痛につながりやすいんですね。
だから梅雨時期の腰痛は副交感神経や腎臓の影響が大きいんですね。
【解消方法】
解消方法はこの2つ
- 姿勢に気を付ける
- ふくらはぎのマッサージ
腎臓に負担がかかると重心が後ろ重心になってきます。そうなると腰にかかる負担がとても大きくなるんですね。
だから姿勢に注意してください。
- みぞおちを軽く伸ばす
- 骨盤を立てる
これらが出来るだけで腰痛は大きく変わってきます。
そしてふくらはぎのマッサージです。
ふくらはぎには腰痛のツボがたくさんあります。その刺激がまず一つ。
それからふくらはぎを柔らかくすると身体の水分の循環が良くなります。これが腎臓への負担を減らします。
この2つのことで梅雨時期の腰痛はずいぶん減らせますよ。
ワイズ接骨院・整体院では梅雨時期の腰痛の施術も得意としております。
ご興味ある方はお気軽にご相談くださいね。