不安は自律神経を乱す原因
2020年06月22日
自律神経が乱れると身体にいろんな不調が出てきます。
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 息苦しさ
- 動悸
- 倦怠感
- 胃の不調
本当に様々ですよね。
出来れば早く解消したいこの不調。
でもなかなか解消できないで悩んでいるケースも多いようです。
なぜそうなってしまうんでしょうか?
それは自律神経の乱れで出ている不調は原因ではなく結果だから。
だから結果である不調を取り除こうしても難しいんですね。
解消のためには原因への対処が必要です!
そのためには原因を知る必要がありますね。
今回はその中でも大きな原因であるストレス、特に不安のストレスについて書いていきます。
自律神経を大きく乱す不安のストレス
解消を妨げる原因はいろいろあります。
その中でも大きな原因の一つが不安。
これが強いとなかなか解消しないばかりか、不調が強くなっていくこともあるんですね。
そうならないためにも不安に早めに対応していきたい所ですよね。
ところで不安がなぜ自律神経を乱すのでしょうか?
不安が自律神経を乱す理由
なぜ不安は自律神経を乱すのか?
それを知るには不安を知る事が大切です。
不安を正しく理解できれば、解消出来るようになるからなんですね。
不安とは実は!
不安は実は身体にとっては正常な反応なんです。
不安があるから危険に気づけるし、そこから回避しようとすることが出来るんですね。
ただ強すぎると問題です。
これだとどんなことに対しても不安に感じてしまうし、そうするといつまでも不安に対応し続けなければなりません。
すると身体は緊張しっぱなしになってしまい、どんどん疲れが溜まっていきます。
その結果、交感神経ばかり働き過ぎてしまうんですね。
だれだから自律神経が乱れてしまうんです。
交感神経ばかり働くとこうなります。
- 筋肉や関節はこわばる
- 内臓の機能は落ちてくる
- 血行も悪くなる
身体にとって長時間その状態なのは危険です。
なのでいろんな不調を出して脳に気づかせようとする。
つまり身体にブレーキを掛けようとするんですね。
これにちゃんと対応できれば自律神経の乱れも解消していきます。
でも対応できないとツラいです。いつまでも不調が続くから。
だから不安にきちんと対応していきましょう。
対応の仕方
いろんな方法があると思います。
そのなかで当院でおススメしているのはこの3つ。
- 目の体操
- 腹式呼吸
- 考え方
(※詳しい方法はページの下の動画をご覧ください)
それぞれの体操の目的と方法は以下のようになっております。
1.目の体操
目的は脳の緊張を緩める体操です。
不安を思い浮かべながら行います。
その状態で左右に目を3回ずつ回すんですね。
これを1日2回行います。
2.腹式呼吸
これは横隔膜を緩め副交感神経を働かせる体操です
基本は息を鼻から吸って口から吐く、です。
鼻から吸うときは脳に酸素がいきわたるイメージで行います。
口から吐くときは手足の先から吐き出すように行います。
回数は5~10回。1日2~3回出来るといいですね。
3.考え方
考え方は不安に対しての正しい知識や捉え方を学ぶという事です。不安に対しての正しい知識、対応の仕方を学ぶことで自分で処理することが可能になっていきます。
どれも不安を解消するには大事なこと。
これらに取り組むことで、不安に正しく対応できるようになるのです。
なので不安が和らぎ自律神経が整っていくんですね。
まとめ
以上、自律神経失調症の解消を妨げる不安の理由と対応の仕方について簡単にお伝えしました。
ワイズ接骨院・整体院では自律神経失調症の施術を得意としております。当整体院で施術を受けてみたい方はお気軽にご相談くださいね。