アトピーの原因と段階について

2019年06月25日

アトピーの原因って何でしょう?ワイズ接骨院・整体院のアトピー画像

痒みは原因ではありませんよ!
痒みは結果。身体が何かに反応した結果、かゆみがでているのですから。

そう考えるとアトピーは皮膚から出る毒に体が反応して炎症を起こし、赤身やかゆみを出していることになるのです。炎症は毒を処理するために起こりますが、これが症状に繋がっているのですね。

なぜ皮膚から毒が出るのか?

なぜ皮膚から毒が出るのでしょう?
これには理由があるのです。

人間は身体に必要としないものはすべて異物(毒)として判断します。

健康であれば体内に取り込んだ毒があると、身体は痛み・違和感などのサインを出し、身体の外へ排泄します。

排泄機能として

  • 汗   (3%)
  • 毛、爪 (2%)
  • 尿   (20%)
  • 便   (75%)
  • 呼吸  (ごく少量)

があります。
本来、毒素の大部分は大便から排泄されます。

ところがアトピーの方はこれがうまくできません。
便で上手く出せないから皮膚(汗)から毒素を出すのです。

なぜそうなってしまったのか?

当院の考え方では

  1. 発生の問題(生まれつきの問題=遺伝)
  2. 後天的な問題

を考えます。

1.発生の問題(生まれつきの問題=遺伝)

発生の問題とは「子宮内で受精から出産までの母子の健康状態や環境のこと」「親から授かった情報=遺伝」です。

アトピーでは胎児の成長段階で

  • 皮膚を作るときの状態や環境
  • 内臓(特に肝臓や腎臓、腸)を作るときの状態や環境

が悪かったので、その器官が弱い状態で生まれてくることが影響します。

時期でいうと受精から5~6ヶ月の期間がアトピーでは重要になります。

2.後天的な問題

後天的な問題とは「生まれてからの生活習慣の問題のこと」になります。

後天的な要素としては

  • 食生活
  • ストレス
  • 環境の変化(問題)
  • 生活習慣

などの影響により身体の状態が悪くなり、アトピーが出る場合がほとんどです。

症状は出産後すぐに出る場合と、ある程度大きくなってから(大人になってから)出る場合があります。

年代によるアトピーへの対応の仕方

アトピーの対応は基本的には変わりません。

ただ年齢によって自分で出来る場合と出来ない場合があるのです。この違いがあるだけなんですね。

産まれてすぐのアトピー

発生の原因が強いので皮膚がとても弱い場合が多いです。赤ちゃんのアトピー画像

母乳で育てる場合は「お母さんも生活習慣を十分に気を付ける」必要があります。
お母さんの

  • 精神的ストレス
  • 健康状態
  • 食生活

が悪かったりがすると、母乳にもその影響は出ます。
当然、母乳を飲む赤ちゃんはすごく影響を受けます。

そして、子育ての仕方も大事になってきます。

現在の症状ばかりに目を向けてはいけません。
その子が3~4歳のころにはどうなっていてほしいかを考え、普通に子育てすることが重要になります。

大きくなってからのアトピー

皮膚はそれほど弱くなくても、何らかの原因(食生活や生活環境の変化など、さまざまなストレス)で「肝臓や腎臓、腸」に負担がかかり始め、そこから「毒素がうまく排泄されなくなってくる」とアトピーが出てきます。

この場合はほとんど、生活習慣による影響が大きい(7~9割)です。

それにより「アトピーになっている」というよりも「アトピーになり続けている」のです。

アトピーの段階

アトピーにはいろんな段階があります。ワイズ接骨院・整体院の症状解説風景
自分がどんな段階化を知ることによって、対処の仕方が異なります。

人それぞれにアトピーの出かたは異なるんですね。
つまりアトピーには段階があるのです。

アトピーの段階には

  1. 汁の出る段階
  2. 象の皮のような厚い段階
  3. パラパラ皮がめくれる段階
  4. サメ肌や鳥肌など乾燥が強い段階
  5. 赤みが引いたり出たりする段階

の5段階があります。

この順に治っていく人がほとんどです。

ここからそれぞれの段階を見ていきますが、はっきりこの通りにわかれるわけではなく、混在して出ている場合が多いです。

1.汁の出る段階

この時期が最もアトピーがひどい時期です。

体力が落ちている時に見られやすく、この状態が続くと体がだるく疲労した状態になります。

この時期は

  • 食事管理
  • 休息

など積極的な管理が必要です。

出ている汁は出し切った方がいいです。汁の色が赤色交じりになると状態が良くなってきた合図になります。

この時期を脱すれば改善の第1歩となります。

2.像の皮のような厚い段階

これは外部からの刺激によって対抗するために皮膚を分厚くしている状態です。

皮膚は刺激に対して対応するように適応します。
強い刺激に対して、皮膚は丈夫になろうとして硬く厚くなります。

その刺激は

  • 体の外部からの物理的なもの
  • 体の内部からの炎症

などもあります。
この皮膚が分厚くなった時には

  • 乾燥・物理的な刺激を避けること
  • 潤いを与え皮膚を柔らかくすること

をすれば脱皮をするように皮膚は生まれ変わります。

3.パラパラ皮がはがれる段階

このパラパラ落ちる肌は落屑といい、肌の皮がむけている状態です。

皮膚が剥がれ落ちるときは、これを邪魔してはいけません。

見た目の問題でむやみに保湿をすると、落ちるはずの角質が固まってしまいます。
これを「不完全角化」といいます。

不完全角化を起こすと肌はごわついたり、必要以上に厚く剥がれてしまします。
その結果、乾燥肌になりやすくまた別のかゆみを引き起こすこともあります。

このときの対処法は

  • かゆみがある時は保湿をした方が良い
  • かゆみがない時はむやみな保湿はいらない

になります。

この段階は肌の環境が変わるときなのでむやみに介入せず、必要なケアを心がけましょう。

4.サメ肌や鳥肌など乾燥が強い段階

サメ肌鳥肌は身体の体液の循環が大きく影響しております。

体液とは

  • 血液
  • リンパ液
  • 脳せき髄液

のことを言います。

体液は体の様々なところを巡っております。この巡りがかゆみとも大きな関係があります。

特に皮下循環は

  • 肌の保湿
  • 発汗

と関係が深いです。

この皮下循環に滞りが起きると鳥肌やサメ肌が起こります。

原因が滞りであれば、対処法としては皮下循環を改善することで症状は改善します。

5.赤みが出たり引いたりする段階

アトピー症状でよくある悩みが「かゆみ」と「赤み」です。

この赤みは血液循環の問題で起こっています。
ですが、赤みがあるときはその変化も著しく問題解決もしやすいです。

血液循環を改善するには

  • 栄養素の改善
  • 呼吸の改善
  • 皮下循環の改善

など様々な角度からもアプローチ可能です

最後に

原因を知ることは解決法につながるという事です。

当院では

  • 原因を知る
  • 増悪要因を知る
  • セルフケアを知る

を知ることで、あなた自身にアトピーに向き合って頂きます。

また段階を知ることで、その時の対処法がある程度わかってきます。
向き合うと解決する糸口が見えてきます。

アトピーを改善するために大切なことは自分の状態を把握して適切な対処を行うことです。少しでも皆さんの人生に貢献できれば思っております。

追伸

実はアトピーは「身体からの警告信号」です。ワイズ接骨院・整体院の施術スタッフ画像

身体の排泄機能や腸内環境が良くないので症状が出ているだけなのです!

だからそのままほっといては、改善までに時間がかかったり治らないこともあります。

ワイズ接骨院・整体院では痛みのない整体や鍼灸もしくはカウンセリングでアトピーでなく、他では良くならなかった症状まで改善に導けます。

もちろん辛いアトピーを改善するだけでなく再発を防ぐことにも自信があるので、今まで多くの方にご来院して頂けました。

あなたも今、

「どこへいってもなかなか良くならず、このままずーっとアトピーと付き合っていくしかないのか・・・」

と悩んでおられるのではないですか?

そんなあなたこそ、ぜひ一度当院の施術を受けてみてください。「来てよかった」と言って頂く自信があります。

ご連絡心よりお待ちしております。

更に詳しく知りたい方は「アトピー」のページをご覧ください。