自律神経失調症が良くならないときの考え方
2019年06月28日
こんな人が多いのです。
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病院にいったら「検査では異常はありません」といわれました。
「原因はわかりませんが、自律神経の影響かもしれませんね」
そんなことを言われネットで色々調べると、確かに私の症状は自律神経失調症だと思いました。
自分で改善方法を調べ、いろいろ取り組んでみましたが、なかなか良くなりません。
私の身体は良くなるのでしょうか?
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以上ここまで。
自律神経の不調で悩んでいる方は、このようなパターンに陥る方が多いです。
でもなんでなかなか良くならないのでしょうか?
考え方はってとても大事なんですね!
なかなか良くならない自律神経失調症。
これを改善するために、どうしても知ってもらいたい事があるのです。
それは身体には修復機能が必ず備わっていること。そして身体の限界を超えて負担がかかっているから、良くならないということです。
まずはこれが大前提にあるんですね。
身体の事が分からないから自律神経失調症になっている!
多くの自律神経失調症を見てくると、こんな感じを受けてしまいます。
「自分の身体を理解するのを忘れているなあ」
「知識ばかり先行して自分の身体のことみていないなあ」
無理がかかりすぎるから症状が出ている。
身体を回復しようとしても回復できないので、守ることしか出来なくなってしまっている。
実は身体を守るために、症状を出しているのです。痛みであったりダルさであったり不調であったり、とかいろいろです。
これが自律神経失調症の病態だと考えています。
改善のために必要な考え方
だから改善するためには
- なにをしたから、とか
- 何を食べたから、とか
- どんな運動をしたから
とかではなく、これらよりももっと根本のところを考える必要があるのです。
根本は色んな取り組みを行う中で、それをしっかりと感じること、味わうことなんですね
- 体操して気持ちいい、とか
- 食べておいしい、とか
- この映画面白かった
とか、そういった感覚を感じること。
または
- ツラい、とか
- おいしくない、とか
- 疲れたな
とか、身体の声を感じることです。
当たり前すぎて忘れている感覚ですが、そこがとても大事なんですね。
それを感じて身体がどんな反応をするのか?これを確認してみてください。
自律神経失調症は、そういった身体の声を聴かず頑張りを重ねている方に多いのです。
それ自体は何ら悪いことではないのですが、身体がついていけなくなるとツラいですよね?
どんなことでも身体に影響しているのです。
どんなに些細なことでも身体は対応しようとするのです。それが身体にひどいかどうかは関係ありません。今の身体で対応できるかどうかなんですね。
よく「そんなことが影響するんですか?」と聞かれます。
例えば
- チョッと睡眠不足
- ちょっとストレスが溜まっている
- チョッと偏食
- チョッと姿勢が悪い
こんなことはそれぞれ一つだけではそんなに影響はないのです。
でも全部当てはまるとどうでしょうか?
身体にとっては大きな負担となってしまうのです。
こんな人もいます
いろんなことに気をつけすぎている人もいます。
- 食事は気を付けているし
- 適度に運動もしている
- 身体に良いことはすべて行っている
でも良くならないんです。
この傾向のある人は、とにかく必死なんですね。全然気持ちも身体も余裕がない。
だから心や身体を酷使して、無理をかけ続けているのです。
ただ、やりすぎているだけなんですね。
回復することではなく、やることに意識が向きすぎている。
どんな体操もやりすぎれば身体を壊します。
健康に良いと言われる体操でも同じなんですね。
自分の適量を知る
それが大事なんですね。
自分の適量を知るには
必要なのは自分の身体と会話すること。
言葉にするとカッコ良くなりすぎですね。でも身体の声を聴くことがとても大事なんですね。
- 今疲れているな
- 今ツラいな
- 食欲無いなあ
- 眠れないな
- 不安を感じる
- 嫌だなあ
色んな声があると思います。
これら身体からの声を全部感じてあげればいいのです。
感じれば感じるほど、身体は答えてくれますよ。
だって身体は自分に認めてもらうのが一番うれしいからです。
自分を感じたら
自分を感じたら、すべて認めて受け入れるのです。
例えば
- 今までツラかったね
- そんなに頑張ってきたんだ
- そこが嫌だったんだね
いろんな感情があると思います。
でもそれらも自分なんです。だから認めて受け入れる。
だってその自分と一緒にこれから良くなっていくのですから。自分の身体も心も味方にして一緒に頑張っていくのです。
実際に身体の状況・ツラい気持ち全部受け入れると、身体はそれだけで緩むのです。施術していても分かります。
そして身体をいたわって認めるだけ。それだけで身体は喜ぶんですね。
そして回復に向かっていくのです。
だいぶ観念的な内容になりましたが、ここら辺はとても大事なことなんですね。
ぜひ取り組んでみてください。