梅雨時期の身体の不調とは?
2019年06月24日
梅雨時期になると体調を崩す方が増えます。
「湿気が原因だとは思うけども…」
と、なんとなく感じている人もおおいですよね?
また「雨が降る前に痛みが強くなる」という人もいます。
何故こんなことが起きるのでしょうか?
日頃から感じていることを書いてみました。
なぜ?梅雨時にひどくなる
「梅雨時にひどくなる」
例えばこんな症状ですね。
- ダルい
- 疲れやすい
- やる気が出ない
- 身体が重い
いろんな出方をするのです。
この原因として多くの人が感じている「湿気」の影響。確かに身体に影響してるのです。この時実際にどんなことが起きているのでしょうか?
湿気が多い時の身体の変化
湿気が多いと、こう感じる人が多いですね。
「身体が重いなあ」
実はこの通りの事が身体に起きてるのです。本当に重くなっているんですね。
湿気が高いと、水分が身体に入ってくるのです。極端にはプールに入ると身体が重くなりますよね?それと同じなんですよ。
浸透圧というのがあって、湿気が高いと水分が身体に入ってくる。逆に乾燥していると水分が外に逃げていく。
入ってくればその分だけ身体は重くなります。身体が元気であれば感じないのですが、疲れていたり体調が落ちていると感じてしまうのです。
内蔵にも負担がかかるのです
また水分量が多いと循環機能に負担がかかります。循環に関係する心臓や腎臓、肝臓に負担がかかりやすいです。
また膵臓も水分に関係する臓器になります。
だから負担がかかって疲れてくるのです。
膵臓の状態は、自律神経や精神状態にも影響します。
なので症状とすると、気分がすぐれなかったり落ち込みやすくなるのですね。
雨が降る前に感じるのは理由がある
雨が降る前に感じるのも湿気の影響でしょうか?
確かに降る前から徐々に湿気が多くなってきます。でも降っている時ほどは高くないんですね。
「降ってしまえば大丈夫」
そんな声も聴きますよね?
とすると、単純に湿気だけの問題ではなさそうです。
では一体、何が身体に影響しているのでしょうか?
雨が降る前はどうなるのでしょうか
雨が降るときは、低気圧がきて前線が近づきます。
そのとき変化するのは湿気と気圧。湿気は先ほど書いた通りの身体の変化をもたらします。
そして気圧の変化は気圧がどんどん下がってくることですね。
ここで考えられるのは、この気圧の変化に身体がついていけないこと。だから症状が出てしまう。気圧が安定してしまえば大丈夫。
ということかもしれません。
気圧の変化で起こる身体の変化
気圧が下がると身体にはどんな変化が起こるのでしょうか?
自律神経の変化
自律神経の変化で言うと
- 高気圧:交感神経が優位になりやすい
- 低気圧:副交感神経が優位になりやすい
となります。
雨の日にホッとするのは、普段交感神経が高ぶっているのかもしれませんね。
気圧自体の影響
気圧とは空気の圧力になります。
気圧が高いと外から圧力がかかっている状態。身体をキュッと締め付けられるので、動きやすく感じることが多いです。
晴れていると元気が出る用意感じるのは、気持ちの問題っだけではなく身体の問題もあるんですね。
気圧が低いと外からの圧力が下がるので、身体は膨張しようとするのです。柔らかい組織程膨張しやすいのです。例えば関節も緩くなるので、うまく力が入りにくい。古傷が引っ張られるので痛みを感じやすくなる。などのようなことがあります。
まとめ
梅雨時期の身体の影響には
- 湿気
- 気圧
の両方からの影響があるのです。
湿気は身体の重さや循環器への負担です。気圧は自律神経への影響や身体への圧力です。
体調が低下していると、この天候の変化の影響を強く受けるのです。
だから改善のためには体調を整えること。これが梅雨時期をうまく乗り越えるコツなんですね。
基本は
- 睡眠
- 運動
- 食生活
になるのです。
ご自分で出来るところから始めて頂ければ良いのです。
自分では難しいのならば、専門家にご相談くださいね。