背中の痛みの原因とは?
2019年05月26日
急性でも慢性でも背中の痛みの原因は、これなんです。
「身体の不調が原因で、背中に無理がかかり過ぎただけ」
だから背中に無理がかからないようにすれば、痛みは普通に改善していくんです。
ただ、痛い所だけを見ていては難しいのです。
全身からの影響を考える必要があるんですね。
そんな内容を書いてみました。
痛みの原因は
背部痛の原因は実はたくさんあるのです。その中でも
- 筋肉の疲労によるもの
- 背骨の歪みによるもの
- 頸椎由来のもの
- 内臓由来のもの
- 精神的ストレスの影響
などの原因によるものがとても多いのです。
それぞれを見ていこうと思います。
1.筋肉の疲労によるもの
筋肉のコリや筋肉の疲労が原因です。一般的に考えられている原因だと思います。
でも何故背中に負担がかかってしまうのでしょうか?
それは以下の原因が考えられるんですね。
- 背筋を使った運動や作業
- 姿勢の悪さ
- 肩こりや腰痛に伴う負担の増加や姿勢の乱れ
- 長時間同じ姿勢でいることによる緊張
簡単にいえば、背中に負担がかかりやすい使い方や姿勢が原因なのです。
負担がかかるので、背中の筋肉がこわばったり疲労を起こし、痛みになってしまうんですね。
2.背骨の歪みによるもの
背骨が歪むと、身体の一部に負担がかかりやすくなります。負担がかかったところの組織はこわばります。しかもそれ以上身体が歪まないようにも、筋肉や靭帯がさらに緊張するんですね。それが痛みとなってくるのです。
また歪んでいるという事は、常に負担が同じ場所にかかりやすくなっています。だから慢性的な痛みにも進行してしまうんですね。
さらには身体の回復力も低下します。だからちょっと休んだくらいでは、痛みが回復していかないのです。
場合によっては神経や血管を圧迫することで痛みを感じることもあるんです。
背骨の歪みは、背中の痛みに大きく影響を与えるのです。
3.首(頸椎)の問題
身体の歪みの一部になりますが、特にここが歪むことで背中に痛みが出る方が多いので、分けて書きました。
この時の症状の特徴としては以下のようになります。
- 主に背中の上の方に出ます。
- 姿勢や首の向きにより、症状の変化(痛かったり痛くなかったり)があります。
何故頸なのに背中に痛みが出るのか?それは以下のように考えられております。
- 頸部の神経根障害
- 頸椎椎間関節の関連痛
- 筋肉のトリガーポイント
- 首の歪みを背中で補正する
頸部に無理がかかる状態になっている。だから無理がかかっている場所に関連する症状が出ているのです。
4.内臓の疲労(内臓の歪み)
実は内臓による背中の痛みも、比較的多いのです。
内臓由来の痛みの特徴は以下のようになります。
- 背中のどこにでも出る可能性がある
- 姿勢による痛みの変化はあまりない
- それぞれの内臓に対応して出る
別に内臓が病気でなくても、症状は出るんです。
それは内臓が
- 疲れたり
- 負担がかかったり
- 機能低下していたり
してるからなんですね。
この状態を内臓の歪みといいます。
内臓の歪みは改善することが可能です。
ただこんな時は注意が必要です。
症状が非常に強い場合は、炎症や結石などの急性症状が疑われます。
早めに病院へ行かれることをお勧めします。
5.精神的ストレスの影響
精神的ストレスはいろんなところに影響します。
先程書いた身体の歪みや内臓機能にも影響します。また自律神経にも大きく負担がかかるのです。
自律神経が乱れると、身体全体が機能低下を起こします。
- 姿勢が悪くなる
- 内臓機能が低下する
- 回復力が低下する
- 筋力が十分働かない
- 考え方にも影響する
といったようになるのです。
精神的なストレスはいろんなところに症状を出しますが、痛みで言うと背中に出ることが多いのです。(首~背中~腰)
最後に
背中の痛みは改善出来るものです。
ただなかなか改善しない場合は、痛みのある場所以外も見る必要があるのです。
そこへ目を向けられるか、が痛みを改善出来るかどうかの分かれ道だと思います。
なかなか改善しなければ、視野を広くする必要があるんですね。それが出来れば普通に改善していくと思いますよ。
当院ではこんなふうに改善していますよ
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