貧血は不妊の大敵!

2019年08月28日

貧血は妊娠の大敵!?ワイズ接骨院・整体院の立ち眩みする女性画像
この事実、知ってましたか?

貧血と不妊はとても深い関係にあるんですね。
産婦人科では不妊症と言われる人の約9割に貧血である、との報告もあるぐらいですから。

そしてこの貧血は一般的な血液検査では出なくても、実際の身体は貧血状態の場合もあるんですね。(隠れ貧血)

栄養学のドクターも言っていることですが、本当に貧血かどうかは特殊な血液検査でないとわからないそうです。つまり一般的な保険で出来る簡単な検査では、本当に鉄分が足りているかどうかは正直わからないんですね。

具体的には「フェリチン」という数値を調べると、本当の貧血の状態が分かるのです。

貧血だとなぜ妊娠しづらいのか?

貧血だと妊娠しにくいは、以下のような理由からなんですね。

  1. 貧血だと全身に十分な酸素を送れず酸欠状態になってしまう
  2. 細胞を構成する大事な栄養素の一つ
  3. ホルモン産生の材料

一つずつ見ていきましょう。

1.酸素の循環

赤血球は鉄分とタンパク質で出来ています。その働きは酸素を循環させることです。

だから血液循環が良くても赤血球が少ないと全身の細胞に酸素が十分いきわたりません。いきわたらなければ組織はすぐに酸欠を起こし機能が低下するのです。

呼吸を止め続けるとツラいですよね。身体の細胞にとってはそんな感じなのです。 

2.細胞構成の栄養素

細胞はいろんな成分で出来ています。鉄分も大事な構成要素の一つなのです。

材料が不足していれば質の悪い物しか作れません。つまり細胞の質が悪くなるのです。 

3.ホルモン産生の材料

身体ではいろんなホルモンが作られます。この材料や触媒として鉄分は重要な働きをしているのです。不足すればホルモン自体も不足します。

ホルモンは神経と並び、身体の状態を直接コントロールしています。ホルモンでのコントロールが十分でなければ、身体の状態も十分ではなくなります。 

改善するには

改善するには鉄分の補給とその吸収を高めることです。ワイズ接骨院・整体院の改善への解説風景

鉄分の補給は、食事やサプリメントからの摂取しかありません。

ただ鉄分単体で摂っても効果は薄く、「鉄分+タンパク質」の組み合わせによる摂取が必要。ヘム鉄と言われる状態での補給が有効なんですね。

また吸収を高めるには腸内環境の改善が必要です。
腸が弱っていては、いくら食事やサプリをとっても十分吸収できず、効果が半減してしまうからなんですね。

具体的には

食べものでいえば赤みのお肉やおさかなです。ポイントは「鉄分+タンパク質」なので植物性の食品からとるよりも、動物性の物からとるほうがより有効です。

腸内環境でいえば食物繊維や発酵食品ですね。

さらに体温を上げる工夫も出来ると身体のいろんな機能が高まってくるので、より早く改善に向かっていくでしょう。 

最後に

貧血は不妊に大きな影響を与えます。だからぜひ改善させたいものなんです。ワイズ接骨院・整体院のスタッフ画像
そして貧血は改善できるのです。ただ体質ですので改善までに時間はかかるだけなんです。

妊娠することについていえば、貧血が完全に改善しなくても今より改善していくだけで、妊娠の可能性は高まっていきます。そして妊娠した時の体調も良くなっていくのです。

妊活にはいろんな方法がありますので、何をしようか迷っても当然だと思います。やっぱり妊娠したいですからね。出来るだけ確実な方法を選びたいのは当たり前なんですね。

でも選んでばかりで動かないと結局は前に進まない。

だからまずは何でもいいのでやってみてください。そうすればそれが自分には合っているかどうかがわかります。合っていれば続ければいいし、効果が出なければ違う事を始めればいいだけです。

早く自分に合った方法を見つけていきましょう。いいと思います。

ただ、まずは何でもいいのでやってみてください。そうすればそれが自分には合っているかどうかがわかります。合っていれば続ければいいし、効果が出なければ違う事を始めればいいだけです。

早く自分に合った方法を見つけていきましょう。