なかなか改善しない肋間神経痛はココが問題!
2019年06月1日
「なかなか脇腹の痛みが良くならない…」
そんなときは肋間神経痛の疑いがあるかもしれません。
肋間神経痛とは
「肋骨の間の神経(肋間神経)に沿って走る痛み」
のことを言います。
この症状、いろんな検査をしても異常は見つからない場合がほとんどです。
症状の出方は人それぞれです。一日中痛んだり、突き刺すような強い痛みが走ることもあり、場所によっては心臓の病気を疑ってしまうこともあります。
肋間神経痛の一般的な原因とは?
肋間神経痛は症状の病名です。原因の病名ではないのです。
なので原因となるものは、いくつかあるんですね。
そしてケガや病気に合併するもの以外は、病院での検査ではほとんどの人が「原因不明」「レントゲンでは問題ない」といわれます。人によっては「年齢のせい」だと言われることもあるでしょう。
だから病院での一般的な対応は「シップや痛み止めで様子を見ましょう」となるのです。
しかし症状があるということは、何らかの原因はあるのです。病院検査で見つからないところに問題があるんですね。
原因不明?疲れ?そんなことはありません。
原因がないのに症状が出ることはありません。
原因がどこかにあるから症状が出るのです。ただ病院の検査ではわからないだけなんですね。
また疲れが原因だったら、疲れた人すべてに肋間神経痛が出てもおかしくないと思います。
ですが現実にはそうではありません。
なので、この場合に考えられることは
- 肋骨の柔軟性
- 背骨の柔軟性
- 神経の柔軟性
- 内臓の歪み
という4つのことなんですね。これが肋間神経痛の場合に大きな問題となってくるのです。
1.肋骨の柔軟性
肋間神経は肋骨の間を通ります。
この通り道が硬いと肋間神経に負担がかかります。とくに動いた時に圧迫されたり引っ張られたりする負担がかかります。
肋骨の動きの改善がポイントになってきます。肋骨の動きは胸郭の動きを改善することでついてきます。
2.背骨の柔軟性
肋間神経は背骨から出て肋骨の間を通ります。
神経の出口の背骨がこわばっていると、身体が動いた時に神経が背骨の出口で引っ張られるので負担がかかりやすくなります。
背骨の動きの改善を行うといいでしょう。
3.神経の問題
神経自体も硬くなります。
正確には神経を包んでいる神経鞘が硬くなるのです。
神経が硬くなると神経の柔軟性がなくなるので、身体の動きについていけない場合に痛みが走ります。
神経の柔軟性を付けるには血液循環の改善が必要になってきます。
肋間神経痛を改善させるには1~3の問題を解決させることが必要となってくるのです。
4.内臓の歪み
内臓由来の痛みという事もあります。
内臓の病気で出ることもありますが、そうでないことも多いのです。
例えば
- 内臓が疲れ
- 内臓のこわばり
- 内臓下垂
などで症状が出ることも多いのです。
この場合に必要なのは、内臓の状態を改善させる事なんですね。
ではどうすれば改善出来るのか?
改善のポイントは
- 血液循環の改善
- 背骨や肋骨の動きの改善
- 神経の柔軟性の改善
- 内臓の歪みの改善
になります。
肋間神経痛の方はまず肋骨や背骨の動きが硬いです。この状態では神経の通り道が硬くなるだけでなく、神経自体もこわばってしまいます。
そして血液循環の悪さが改善を遅らせているのです。血液が十分流れていないから肋骨や背骨がこわばって、栄養や酸素が届かないのです。
これらをそれぞれ改善させるのは、大変なことですね。
でも簡単な方法があるのです。
それは身体の歪みを改善させる事。それが出来ればすべて改善していくのです。特に原因不明と言われるものほど、身体の歪みを整えることで症状が改善することが多いのですね。
まとめ
肋間神経痛は改善出来るのです。
ただそのままほっておいて改善しない場合は、考える必要があるんですね。
検査で見えない原因があるから、改善しないのです。
そんな時は身体の歪みを改善することで、症状が劇的に改善することも多いです。