起立性調節障害を早く改善させる方法
2019年09月13日
どんな症状でもそうですが、起立性調節障害の場合でも親ならば必ずこう思うはずです。
早く良くしてあげたい!
いつまでも子供が苦しんでいる姿を見るのは、親としてとても苦しいところ。
「何時までも辛い思いさせたくない!」
そう思うのは当然です。
だからいろんなところへ行って解決法を探し回るのです。
でも結果が出ない…
それはどうしてなのか?
ちょっと考えいきましょう。
起立性調節障害の原因
まず原因についてです。
起立性調節障害の原因には大きく分けて2つあるのです。
- 身体の問題
- 心の問題
この2つの原因により症状が発症しているんですね。
身体の問題で言うと、自律神経が乱れです。
身体にストレスがかかりすぎて、自分でコントロールできなくなってしまったんですね。
そして心の問題です。
これは自分の心に生じている苦しみを、自分で処理できなくなってしまったんですね。
お薬では精神の活動はコントロールできても、心の働きはコントロールできません。
だから心の苦しみには薬が効かないんですね。
逆に言えば、心の部分のケアさえ出来れば改善は早いのですが…
どうすれば子供が早く良くなるのか?
そして早く改善するためには、どうすれば良いのでしょうか?
当然ながら2つの問題を両方とも改善させることです。
自律神経を整えること自体は、そんなに難しい事ではありません。
ただ問題は心です。
この問題はお子さんだけで解決するのは難しいのです。解決できているのならもうとっくに良くなっているはず。できないから今も苦しんでいるんですね。
必要なのはそんな状況を励ますことではありません。
今の状況を理解してあげることであり受け容れてあげることなんですね。
これが親に求められることなんです。
どうすればできるのか
いままでさんざん頑張ってきたことだと思います。
でも出来なかった…。
まずその事を受け容れることですね。
これはあきらめることとは違いますよ。
事実をありのまま受け入れる、という事なんです。
自分の考え方で改善できるのであれば、もうすでによくなっていると思います。でも出来ていない。その現実を受け容れることなんですね。
事実をありのまま受け入れること。
そして自分自身をありのまま受け入れること。
まず必要なのはここからなんです。
親が自分の事を受け容れられると、子供の事もありのまま受け入れられます。
順番で言えば先に親から、なんですね。
どんなに子供を受け容れようとしても、自分を家容れられなければ子供の事は受け入れられないのです。
そして親御さんが自分自身の事を受け容れられるようになると、お子さんは摂っても安心できるんですね。
だから心が癒される。
心が癒されていけば心の問題は自然と解決していくんですね。
これを素直にやっていただけることが、今までたくさんの方を見てきて早く改善する親御さんの特徴になるのです。
別に自分の方法にこだわるのは悪いと言っているのではありません。こだわるのであれば自分の方法で解決していけば良いんですね。
それも全然アリだと思います。
決めるのはご自身ですからね。
ただ早く改善するには、といった観点でおはなししているだけなんですね。
この方が早く良くなりますよ、という事なんですね。
まとめ
起立性調節障害は早ければ早い程、改善しやすいのです。
そのために考えることは2つ
- 身体へのケア
- 心へのケア
この2つになるのです。
どちらが優先するのかはその子次第になります。
当然、両方できた方が圧倒的に早いです。
- 身体へのケアは自律神経を整えてあげること
- 心のケアはお子さんをありのまま受け入れてあげること。
まずは身体も心も休めることが基本です。
休めれば自然と回復に向かいます。休めるかどうかがカギになります。
そのためには親御さんも自分自身を受け容れる。
これがとっても大事なんですよ。