生理痛を改善させるには
2019年05月4日
前回の続きで、今回はどうすれば改善出来るのかについて書いてみますね。
生理痛を改善するには
大事なことは次の4点です。
- 入ってくる物や量をコントロールする(食事の量や食べものの選択)
- 入ってきたものを身体で処理できる(身体の健康状態の改善)
- 処理したものを排泄できる(便通の状態)
- ストレスを改善する
これらがちゃんと出来てれば、生理痛は普通に改善していくのです。
1.入ってくる物や量をコントロールする(食事の量や食べものの選択)
食べものでは
- 砂糖
- 油
- 野菜
の注意があるんです。
砂糖について
女性の方にとって耳が痛いと思いますが、甘いもの~特に白砂糖を使ったものは、生理痛に影響します。
白砂糖が体に吸収される際に
- 身体を冷やす
- 白砂糖を代謝するのに大量のビタミンミネラルが必要になり、身体に常に不足してしまう。
- 血糖値の乱高下を起こし、身体に負担をかける。
となります。そして中毒性があるので、摂り続けると生理痛以外にもいろんな症状にも影響を与えるんですね。
これは三温糖も同じですので、気を付けましょう。
甘味をとる場合は、てんさい糖か天然甘味料(ステビアやキシリトールなど)がおすすめです。
油について
また、油にもこだわる必要があります。
とくにマーガリンは身体に大きな影響を与えます。
生理痛の改善のためにだけではなく、健康全般のために摂らないことをお勧めします。
オメガ3系の油が理想です。えごま油や菜種油などのことです。
野菜について
よく夏野菜は身体を冷やすといわれます。
ですが栄養で考えるとマイナスよりもプラス面のほうが圧倒的に大きいです。それはいろんなビタミンやミネラルを補給でき、食物繊維も取れるからです。
また酵素の面で考えても、生野菜を食べることはとても有効なんですね。
だから冬でも夏野菜は問題ないです。ただ、ドレッシングには気を付けましょう。ほとんど白砂糖が使われていますから。
2.入ってきたものを身体で処理できる(身体の健康状態の改善)
いくら食生活を改善しても、不要なものはある程度は身体に入ってしまいます。
また食べ物を消化し吸収するときにも、ある程度は身体の中でも作られてしまうのです。
だから、毒素を処理できる身体であることも大切なのです。
このために必要なのは、健康であることです。
健康である、とは漠然過ぎてわかりにくいですよね?
症状がない事ではありませんよ。
症状は、身体が鈍くなってしまうと感じない人も多いのです。こんな人は重症になってから初めて気づくのです、だから改善するまで時間がかかったり、治らないことにもなってしまうんですね。
なので健康であるという事は、身体に異常があればすぐに察知できる状態のことを言うのです。
疲れていれば疲れを感じる。でも寝ればすぐに改善するし、それで元気に動ける状態です。
現代人は寝ても疲れが取れない人が多いので、この基準から外れている人が本当に多いです。
3.処理したものを排泄できる(便通の状態)
便通も大事なんです。
あたりまえですが、身体にとっていらないものを外に出すのが便通になります。
でもうまく外に出せないとどうでしょう?
実は腸に溜まった便の毒素が、身体に再吸収されるんです。そしてこの毒素が、血液循環に乗って体中をめぐります。
聞いただけで体に悪そうですね。
そして便から出せない毒素は、身体は他からでも無理矢理出そうとするのです。
- 呼吸
- 皮膚や毛髪
- 爪
- おしっこ
- 生理
などですね。当然その組織には負担がかかります。
- 呼吸から出すぎると咳や痰が絡んだり、ひどい場合は喘息のようになります。
- 皮膚の場合は肌のくすみや吹き出物、ひどければ湿疹やアトピーにもなってしまいます。
- 毛髪ならば髪のツヤがなくなります。
- 爪ならば色や形がおかしくなる。
- おしっこだと膀胱への負担、そして炎症が起きやすくなります。
- 生理ならば子宮への負担がかかり、生理痛が出てくるのです。
だから便通の改善が重要なのです。
4.ストレスの改善
そしてストレスも生理痛の大きな原因となるのです。
ストレスが大きくなってくると、自律神経が乱れます。交感神経が優位になってしまうんですね。交感神経が優位だと内臓機能は低下して
- 血液循環の悪化
- ホルモンバランスの乱れ
- 腸内環境の悪化
- 身体の冷え
- 身体はこわばり疲れやすい
などが起こってきます。これでは生理痛になっても仕方がないんです。
だからストレスの改善も非常に大事なんですね。
まとめ
以上、生理痛の主な改善点を書いてみました。
全部完璧にしないと良くならないかというと、そうでもありません。ただ個人差があるので、人によって取り組む量が違うだけです。
目安は生理痛の改善!
そこを目指して、取り組んでみてください。