正しいフォームを身に着ける最速の方法
2019年09月23日
正しいフォームを身に着ける。
スポーツでは当たり前のことですね。
そのために苦しい訓練を繰り返しますもんね。
でも上手く身につけばいいですが、逆に痛めてしまう人もいますよね。
同じことをしているのに結果が違う…。
これって何ででしょうか?
それは順番が悪いからなんです!
人によって体の使い方がちがうのに、同じことをやらせてる。
それではフォームの習得能力が違うのは当たり前なんですね。
本当は正しいフォームを身に付ける前にやることがあるのです。
意識やイメージだけで身につけるのは、本当に難しいですからね!
フォームを見に付ける前に
正しいフォームを身に着けるのは、そのフォームの際に働く筋肉が必要です。
その筋肉が働くには、
- 邪魔する筋肉をゆるめる
- 一緒に働く筋肉を働きやすくする
- 関節を固定する筋力を高める
が、バランスよく働けるようにする事が必要です。
つまり、全体的な筋力バランストレーニングが必要なんですね。
筋力のバランスが悪いと、今の段階で強い筋肉に引っ張られた姿勢やフォームになってしまうのです。
だからまず先に筋力バランスを整えること。
これが最も早いのです。
筋力バランスが整うことで、正しいフォームが早く身についていくのです。
さらにそのような筋力バランスになることで、今までエネルギーロスしていた筋肉も有効に働けるようになります。
その結果、運動能力が上がったりパフォーマンスが向上したりもするんですね。
痛める時はこうなっている
身体を痛める時は、ほぼすべての場合筋力バランスが乱れているのです。
筋肉には働きで言うとこの2つの筋肉があるのです。
- 関節を安定させる筋肉
- 関節を動かす筋肉
痛める場合はこの2つの働きのバランスが崩れているのです。
分かりやすくに言えば、
運動筋>固定筋
となっているんですね。
これだと運動すればするほど、関節にずれる力が強く働きます。
だから関節に炎症が起きてしまうのです。
しかも関節がグラつきながら動くので、運動筋の力も十分発揮できません。
関節や一部の筋肉に過剰の負担がかかるし、筋力も十分働かない。
本当に効率の悪い使い方になっているんですね。
このバランスを変える!
改善するにはこのバランスを変えれば良いんですね。
つまり、
運動筋<固定筋
となればいい。
このバランスの状態であれば、運動しても関節がズレる力は働きにくいのです。
だから無理がかからず炎症も起きない。
しかも関節が安定するので、運動筋も本来の力を十分に発揮できるようになるのです。
結果、走るのが早くなったり、高く飛べたり、早く投げられるようになるんですね。
このようになるには関節の固定筋を十分に働かせることが必要なのです。
ただなんでも鍛えればいいということではありません。
必要のない筋肉まで鍛えれば、関節はこわばりかえって動けなくなるものなんですんね。
だから筋力バランスが大事なんです!
固定筋を鍛えるには
固定筋を鍛えるには、一見地味な運動が必要なんです。
固定筋が最大収縮する位置での抵抗運動を行うんですね。
こればっかりは書いて説明するのは難しい。
実際にやってみないと伝えられません。
ちなみに下半身では
- 多裂筋
- 腸腰筋
- 内転筋
- 内側ハムストリングス
が重要となってきます。
これだけでかなり動きが変わってくるのです。
ちゃんと鍛えられるとこうなります。
一般的な筋トレではトレーニング後は身体が硬くなり、走りづらくなってしまいます。
でも固定筋のみの場合、逆なんですね。
身体は柔らかくなるし、走るのがいつもより早く走れてしまう。
だからその基準でトレーニングするといいかもしれません。
自分で研究するのが好きな人は、自分で見つけていくのも良いでしょう。
ちょっと時間はかかってしますが…
そこまで待ってられない人は専門家に見てもらうのが良いです。
すぐに答えが得られますからね。