脳の緊張を緩め自律神経を整える!
2020年12月18日
あなたは自律神経の不調が良くならず悩んでいませんか?
今回はストレスを和らげて自律神経の不調を良くする「脳の体操」についてお伝えします。
脳をゆるめれば自律神経が整う!
自律神経の乱れの大きな原因の一つはストレスですよね? 上手く対処出来てれば問題は起きません。でも出来てないとその負担は徐々に身体に蓄積されます。
この蓄積されたストレスが限界を超えた時、いろんな不調が出てくるんですね。筋肉や関節に出ることもあります。慢性の肩こりや腰痛なんかがそうですね。
精神面に出ることもあります。うつや不安神経症などがこれに当たります。
そして自律神経の不調として出たものが自律神経失調症なんですね。
身体の問題であればしっかりと休めれば楽になります。しかしストレスの問題だと休むだけでは解消は難しい…。だからなかなか良くならずに悩んでいる人は多いんですね。
どうすればそれを和らげることが出来るのでしょうか?
それはストレスを自分で解消できるようになればいいのです。そのための方法の一つとして脳のストレスへの耐性を上げることも有効なんですね。
今回はそのための方法を5つご紹介してみます。
- 目の体操
- 感情のコントロール
- ストレスを書き出す方法
- ストレス緩和の爪もみ法
- ストレス解消リストを作る
それぞれを具体的に解説していきますね。
①【ストレス耐性を上げる目の体操】
目の体操でストレス耐性は上がります。それは脳の血行が良くなるから。 ストレスに耐えられない人はその血行が悪いからなんですね。 だから脳の血行、特に脳の前側の血行を上げることが大切なんですね。
【目の体操はこうやる】
実際の体操はこの手順で行います。
- 安全な場所で行う
- ストレスを思い浮かべる
- そのままオデコに指2本(人差し指・中指)をあてる
- ストレスを思い浮かべながら目を回す。大きくゆっくり左右に3回ずつ
- 次にストレスを思い浮かべながらハミング。5秒以上行う
- そしてストレスを思い浮かべながら九九の2の段を言う
- 最後にもう一度ストレスを思い浮かべながらハミング
- 終わったら口角を上げながら深呼吸を3回行う
以上です。
ポイントはストレスを思い浮かべながら行う事。これはストレスを感じてる状態でも脳を冷静に働かせるためなんですね。 毎日1回以上行ってください。継続することでより大きな変化が出てくるでしょう。
②感情をコントロール
次は感情をコントロールするための方法になります。 やり方は簡単です。 良い姿勢と口角上げを習慣化すればいいんですね。
なぜこの2つが必要なのか?
それは人間の感情が表情や動作に影響されるからです。 逆に言えば表情や動作から感情をコントロールすることも可能なんですね。
そのためには元気があったり楽しんでいる時の表情や動作を作ることが有効なんです。 それの一番簡単な方法が良い姿勢と口角上げなんですね。
ポイントは元気な気持ちや楽しい気持ちにならなくても良いこと。とにかく良い姿勢と口角上げをすることを体操として行うんですね。
行ってる時間は長い方が良いけど最初からはムリです。
だから徐々に長く出来るように練習していけば良いんですね。
この積み重ねが習慣化につながっていくんですよ。 まずは体操として始めてみてくださいね。
③ストレスを緩和する書き出す方
自律神経の不調で厄介なのはストレスだと思います。
それが原因で良くならない人も多いんですね。
そんなストレスはもう解消できないのでしょうか?
そんなことはありません。 ちゃんと向き合えば解消できるんですね。
そんなストレス解消法についてお伝えしていこうと思います。
【ストレスを解消するための取り組み】
ストレスを解消するにはストレスに向き合う事です。向き合えば解消していきますよ。
でもそれが出来ない人もいますね。考えること自体が怖くてできない…。そんな人は目の体操で脳のストレス耐性を上げることから始めてみると良いでしょう。
向き合えるのであればストレスに感じる事をノートに書き出していきましょう。 どんな内容でも構わないので、ストレスに感じていることを書けるだけ書き出す。これがストレスを発散することになるんですね(外に出すからです)。
毎日1~3ヶ月続ければかなりストレスは緩和されていると思います。 特に怒りや恨み悔やみ、過去のことなどはこれだけでも違ってくるでしょう。
でも不安や心配、未来の場合はもう一工夫必要になります。
それは最終的に何が不安なのか?です。 例えば不眠なら寝れないことというよりも、それで身体を悪くしてしまうことや重篤な病気になってしまうことの方を心配している方がほとんどです。 このように結局何が心配で不安なのかを明確にすることが大事です。
それがわかったら、それしか起こりえないのか?他の可能性はないのか?を考えます。ほとんどの場合、それ以外の可能性がありますよ。
最後にその結果を回避できる策を考えます。 不眠病気になるのが心配なら、まずは寝ること以外で身体を健康にすることをやればいいんですね。食事や運動生活習慣の見直しなどやれることはたくさんあります。
そして身体が心配なら定期的に検査を受けるのもいいですね。 この場合は今できないことを悩むよりも今できることをやっていくことです。 これが出来るにしたがって不安や心配も和らいでいきますよ。
④【簡単な爪もみでストレスは和らぐんです!】
意外と知られてないですが、爪もみでストレスを和らげることが出来るのです。正確には経絡の流れを使う方法なのですが。 具体的なやり方について解説してい行きますね。
<実際のやり方>
実際の手順はこのように行います。
- ストレスを思い浮かべる
- その状態で詰めの際の痛い所を手足の指で探す。
- 痛い所が見つかったらストレスを思い浮かべたまま爪もみを行う
- 時間は1~2分。呼吸は鼻呼吸で口角を上げるイメージで行う。
注意は鼻呼吸が苦しい場合は口でも大丈夫です。
爪の目安は以下を参考にしてください。
- 怒り系のストレス:手の親指・人差し指
- 恐怖・不安系のストレス:足の親指・人差し指
- 悲しみ・絶望系のストレス:手の中指・くすり指・小指
簡単な方法なのでぜひ実践してみてくださいね。
⑤ストレス解消リストを作る
自律神経の不調でストレスの蓄積はとても大きな原因です。 受けたストレスを解消しきれず、それが溜まりすぎたから起きるんですね。
だから良くなるにはストレス解消はとても大事。 そのための自分だけのストレス解消リストを作る事は有効なんですね。ここではそれについて解説していきます。
【ストレス解消リストの作成】
一般的にはコーピングといわれる方法です。 これはストレスが和らぐことをリスト化しておき、そのリストをいつでも確認してすぐに取り組めるようにすることです。
そうすることでストレスがかかった時にそのまま放置せず、リストを見ながら和らげることが出来るんですね。
解消法の1個1個は極端に効果があるもの出なくても良いのです。 何となく気持ちが和らぐ程度で十分です。
このように自分のストレスが和らぐ方法を100個ぐらいリスト化するんですね。 1個では不十分でも他にも何個もやることでストレスが和らぎますよ。
慣れてくると「この場面でのストレスにはコレが効きやすい」というのも分かってきます。
リストを作るのは大変だと思います。でもいっぺんにたくさん書きだす必要はないんですね。 少しずつ追加したり修正したりしながら、効果を感じるものをリストにしていけば良いんですね。
だから今までやってきて効果のあったもから追加していけば良いのです。人のリストが参考になる場合も多いです。なのでネットから探してみるのも良いでしょう。自分に合うものを探すのもストレス解消になる人もいますよ。
リストは一度作ってしまえば完成というものではありません。最初は良かったけど効果を感じなくなるものもあります。あまり感じないものは外していきましょう。 また新たに見つかったものは追加していきましょう。そうやっていくことで自分オリジナルのリストが出来ていきますよ。
注意はこれら
- すぐできるもの
- 時間のかからないもの
- 費用のかからないもの(もしくはわずか)
- 健康を害さないもの
- 周りの迷惑にならないもの
このあたりを注意しながら少しづつ作っていきましょう。
まとめ
以上、自律神経の乱れや不調を良くするための脳のストレス解消法についてお伝えしました。
いろんな方法があるので、どれをやっていいのか迷ってしまうかもしれませんね。
大丈夫。どれでも良いのでまずは自分でやってみてください。やってみないとわかりません。そして方法だけ知っててもやらないことには良くなっていきませんからね。
ただ、どんなに頑張っても自分では難しい場合もあると思います。それは私達専門家でも自分でやる限界はありますから。
なのでそんな時は人の力を借りるのです。こうすることで解決に向かうケースも多いですよ。
ワイズ接骨院・整体院では自律神経の乱れや不調の施術を得意としております。当整体院で施術を受けてみたい方はお気軽にご相談くださいね。